不動産運営における法人化のメリット | 川崎で不動産売却なら川崎不動産売却案内センター | ブログ

不動産を多数保有している方は、

一般的に資産管理法人と言われる法人を設立し、

会社として不動産運営をしている方もいらっしゃいます。

この法人化には様々なメリットがあり、

相続を控えている方、これから不動産の取得を検討している方は、

ぜひ一度考えてみて頂きたいです。

一般的に言われるのは、

個人の所得税率よりも法人税率の方が低くなるラインがあるので、

一定規模以上の不動産を持っている人は法人化した方が良い、

という内容です。

これはその通りですが、このように聞くと、

自分はそこまでの規模ではないから...と、

ご自身には無関係な話題と認識されている方も多いです。

しかし、この収入に対する税金メリット以外にも

たくさんのメリットがあり、

規模が小さくとも法人化した方がよいケースもあります。

例えば不動産所有者が認知症になってしまい、

管理や処分が困難になってしまうリスクはよく話題になります。

そしてそれに対する対策として家族信託というものも、

最近では活用され始めております。

しかしそもそも法人名義で不動産の運営をしていれば、

あらかじめ運営者や管理方法を設計することができます。

法人からの役員報酬という形にすれば、

それぞれの個人に支払われる所得のコントロールも可能です。

法人を活用した不動産運営は、必要となるノウハウが多岐に渡り、

様々な専門家が力を合わせる必要があるので、

提案できるプレイヤー自体が非常に少ないです。

個人名義の不動産を後から法人へ変えようと思うと、

手間とコストがかかってしまいますので、

ぜひ初期段階で、ご相談くださいませ。