「利回り」という言葉だけで判断してはいけない

query_builder 2023/02/24
空き家

収益用の不動産を扱っていると「利回り」という言葉が使われます。


その不動産を取得する事で得られる賃料収入の水準を表す指標として、

しばしば使われますが、この利回りだけを見て判断すると、

失敗する可能性もありますので注意が必要です。


もう少し詳しく言うと、同じ利回りでも色々な算出方法があり、

今見ている利回りは何を基準とした算出方法なのか、

という事をしっかりと確認しなければいけません。


例えば区分マンションの利回りで言うと、

単純に得られる年間賃料収入を売買価格で割ったものを、

「表面利回り」と言います。

区分マンションを保有していると経費がかかります。

管理費、修繕積立金や固定資産税等です。

これらの経費を賃料収入から差し引いた数字を売買価格で割ったものを、

一般的に「NET利回り」と言います。


さらには将来的な賃料の下落や、

空き家の期間を考慮した収支をもとに算出したもので

「NOI利回り」と言われるものもあります。


表面利回りが一見よくても、

経費率が高くNOIでみると途端に収益性が悪くなる、

のようなケースはよくあります。


どのような物件でも同様の判断基準をもって指標を計算する事が大事です。

バラバラの基準では比較検討が難しくなってしまいます。





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