借入に抵抗がある方の相続対策

query_builder 2023/02/25
相続空き家

不動産を保有されている方の相続対策のご相談を受けていると、

銀行から借入をすることに対して抵抗がある方も中にはいらっしゃいます。


不動産を運営する上で、借入をうまく使う事は効果的です。

しかし数字で見れば確かにその通りとは理解できるものの、

やはり気持ちの面で負債を負う事にネガティブな印象を持つことも、

場合によっては致し方ないと思います。


例えば、立地が良く資産価値の高い不動産を保有しているが、

空き家状態にしてしまっていて、

活用されていない不動産をお持ちだとします。

一般的には資産価値の高い不動産ですので、

活用しないと相続税の課税が重くなります。

そこで借入を使い、収益性を高めつつ資産の評価を下げるという事が、

一般的には有効である場合が多いですが、

借入をしたくないと思った場合はどのような対策が考えられるでしょうか。


借入をしないとしても、

その不動産を何かしらで活用しないと対策ができませんので、

例えばテナント誘致やサブリース等で借入をせずに、

その不動産から収益が上がるようにします。

しかしこれでは所有者さんの所得が増え、

どちらにせよその増えた分の所得に対して相続税が課税されてしまいます。

そこでこの収益を使い他の物件の大規模修繕等に資金を投下します。

そうすれば収益が上がっても相続税の課税対象となる所得は増えず、

かつ他の物件に関しても修繕をした良い状態の不動産として、

次の世代に引き継ぐことができます。


経済的に何がメリットか、という事を追求することに加えて、

お客様がどのような想いで対策をしていきたいか、

という事にも寄り添える専門家でありたいと思います。





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川崎不動産売却案内センター

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