専門家は必ずしも正しくない | 川崎で不動産売却なら川崎不動産売却案内センター | ブログ

ご売却のお手伝いをさせて頂いている件で、

このような事がありました。

対象の物件は土地や建物の権利関係が複雑になっており、

売買する不動産の特定が難しい案件でした。

法務局の登記資料や役所資料、売主さんが持っている物件に関する資料など、

様々な資料を照らし合わせ、関係者合意の上で、

契約締結へ進めるところまで行きました。

ところが契約前段階になり、

とある不動産鑑定士さんが作成した資料出てきて、

その内容が契約しようとしていたものと大きく異なっていたのです。

それを無視するわけにもいかないので、

追加調査をしたところ、

やはり当初の調査内容が正しいという事がわかりました。

不動産鑑定士さんが作成した資料なので、

何かしらの根拠や確証があってのことかと思ったのですが、

どうやらその様子もなく、

結果的に間違った資料により、

余分な調査をする結論となりました。

専門家の意見や資料が絶対正しいということはないことを、

留意しないといけないと感じると同時に、

私自身は専門家として間違えることがないよう、

心して取り組みたいと思った出来事でした。